塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2012.03.13更新

フェイスブックにウォーキングウォッチを登録しました。
ご覧下さい。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.03.01更新


前回の答えはこれです。
壁は動かないので自分が動くのです。

このクイズを出すと、壁を踏ん張って押し、自分は動かない人が非常に多いのです。特に筋トレをしている人です。
筋トレをしていると、どうして?なぜ?
自分は動かないでマシーンを動かしているから、自分は動かないようにする癖がつくからです。
この壁押しのシーンでは自分を動かないようにして動かないとわかっていても壁を動かそうとしてしまうのです。
嘘のようなホントなのです。

膝痛にならないまともな動作とは。
踏ん張らない動作。

つまり、お尻や腿にできるだけ力を入れない動作です。
お尻や腿ばかりではなく腹筋も背筋も腕もすべて余計な力を入れないことです。

お尻に力を入れるエクササイズや筋トレをすればまともな動作から遠ざかるだけです。
まともにするのは背骨の生理的わんきょくを保ち、足首、膝、股関節をスルスルっと力まないように動かす訓練だけです。
達トレをしましょう。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.02.25更新

膝痛改善はまともな動作にする達トレで
「筋トレも鍼治療もした。グルコミサン・コンドロイチン・コラーゲンも飲んだ。ヒアルロンサン注射もした。でも、膝痛は治らなかった。」
そのような方がかなりいると思います。

体玄塾にはそういう方がたくさん来ています。
全員が納得する改善をしています。

膝痛になるのは”筋肉が落ちたから硬くなったから、軟骨が磨り減ったから”ではないのです。

膝に悪い動作で、立ち上がったり歩いたりスポーツやダンスをしたりしてなるのです。
体玄塾では動作をまともにするだけです

それだけです。
しかしとても複雑ですよ。

そしてまた、まともな動作にすると思われていること(エクササイズ)がもっと悪い動作にしているのですからややこしいですよ。
大切なのは正しい動作の本質が分かることと、「ああぁこういうことか」というような新感覚を味わうことです。
達トレは良い脳トレになります。
 全員で壁を足で押したらどうなりますか?

答えは次回の記事で

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.02.12更新

 かかと着地?足裏全体着地?どちらが良いか

image1左の新聞記事は 「かかとで着地し、つま先で蹴る。そして大股で歩く」

下の新聞記事には「大股でかかとから着地すると滑りやすい」

両方の新聞記事は日本経済新聞に掲載された記事です。

この大股歩きを車でいうと、急発進急ブレーキの連続で走行していることと同じです。
ですからスリップするのです。
 スリップするような歩き方も良くないのです。
転びにくい歩き方こそ理想であり、全天候に通用するのです。
全天候型の歩き方、スニーカーであろうがパンプスであろうが全天候型の足裏全体着地歩きを薦めます。
それからつま先で蹴らないようにしてください。
雪道の歩き方は大昔から自然に身についたものですが、 「かかとで着地し、つま先で蹴る。そして大股で歩く」は最近流行りの不自然な歩き方です。

つま先を上げたかかと着地が常識になっていますが・・・
アインシュタイン曰く「常識とは18歳までに集めた偏見のコレクションをいう」
image2
image3 左の歩き方が雪国では常識の足裏全体着地の歩き方です。
(パンプスでは靴の中で足裏全体着地)

キャタピラ車のように、前足を地面にペタッと置いたら”すね・腿・上体”がその上を移動するように歩きます。(左の絵の固定移動
蹴ってはいけません。
移動させるのです。
これが重心移動です。

雪国の歩きの常識は偏見ではないようです。

歩行は重心移動という大切な動作の連続でできているのです。

 
 重心移動はスポーツやダンスの基本動作でもありますので、歩行にこだわりをもちましょう。

移動は足を固定して、足首からすねを倒さず筋肉の収縮で前傾させ膝の上のを起こすように膝を伸展させると股関節から上の胴体と頭が前に移動するのですが・・・ 
 文章ではわからないでしょう。

体玄塾へ体験に来てみてください。(無料)
体験したい方はこちら
image4

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.01.25更新


                                      着目点が間違っている専門家達

体玄塾では絵のような悪い姿勢を、骨盤の前傾・後傾で表すのではなく、脊柱の後方崩れ落ち箇所で分類します。

骨盤前傾型→胸腰移行部型
赤のラインで示した背骨が胸腰移行部から後へ落ちるように倒れ、それを補うように頚椎(首)と腰椎が前に倒れ落ちた猫背。

骨盤後傾型→股関節型
赤のラインで示した背骨が股関節から後へ落ちるように倒れ、それを補うように頚椎(首)が前に倒れ落ちた猫背です。

原因は?
それは重力に押しつぶされるからです



多くの専門家達は、胸腰移行部型(骨盤前傾型)について、腸腰筋や脊柱起立筋が縮み、大殿筋や腹筋が伸び切っているというような見方をします。そしてそれをストレッチや筋肉強化で改善できるとして、足の着き方や歩幅などを変えた歩き方で簡単にストレッチと筋肉強化になるということをテレビや新聞などで推薦するのです。
それを見た真面目な人はこれなら改善できると信じてやるのですが・・・

これら悪い姿勢の2タイプは、骨の位置感覚が正しい骨の積み上げに対して、ズレているのですが、ズレているということを感じていないのです。


体玄塾ではこのような人に、iPadで悪い姿の画像を見せ、悪い姿に驚いてもらいます。
それからとりあえず良い姿勢にして立ち感覚を聞きます。
そうしますと、「ギェーこんなに威張った感じ?」 「えええ~こんなに曲げていいの?」という具合に、相当違和感を訴えます。
すかさず、iPadで動かぬ証拠をつきつけます。
「これが悪いですか?」と。

ですから、良い姿勢になる骨の位置もわからず、良い位置が違和感だらけだったら、
新聞記事 ”歩き方を変え猫背を修正”  「なんてできるわけないでしょ!!」
新聞記事 ”重要なのは、普段使わない筋肉を意識しながら歩くこと。”  「意識できないから普段使えないんだよ!!」と言いたくなりますね。

これも参考にして下さい→勘違いの姿勢骨盤前傾
つづく

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.01.22更新


社会が信じる真っ赤な嘘の歩き方
1 大また歩行 重心が後に残り、益々お腹が突き出て首が前傾し、姿勢が悪化する。

2 かかと着地 大また歩きを増幅させ、膝を突っ張りながらブレーキがかかるため股関節と腰に負担がかかる。

3 つま先で蹴る 本来の股関節を中心とした動作で推進させることを足首が代償してしまう。

4 お尻を締めて 骨盤が後傾し悪い姿勢になる。また股関節のスムーズな動きを阻害する。

”社会が信じる基準とは絶対的な真理ではなく、みんなが広く認めている旧来の風習である”デカルト

複雑な動作である歩き方を最近単純な言葉にして指導する風習があるようです。
メディアも**教授や##博士という権威を使って、
あたかも科学的であり、また簡単にできるかのようなことを記事にしていますが、それで良いのでしょうか。
はたして健康につながる”美しい歩き方”になるのでしょうか。
がまんできない新聞記事を見てしまいました。
いつもは目をつぶっていますが、今回はがまんできません。

まだまだつづきます

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.01.17更新

デカルトの方法序説から
方法序説とはもろもろの知識の中に真理を探究するための方法の試みとでも言いましょうか、とにかく哲学ですから複雑に考えないでください。
真理を導くための精神にするためにデカルトは4つの準則をつくりました。

1 明晰性の規則・・・先入観を排除する
2 分析の規則・・・・・小さく分解して単純化する
3 総合の規則・・・・・組み立てて複雑にする
4 枚挙の規則・・・・・見落としがないか再検討する

先入観を排除する
たとえば、バレエを習えば姿勢が良くなると社会の基準では信じているでしょうが、本当でしょうか。
確かにバレエの基礎練習方法は良くできています。忠実に基本通りできれば姿勢や動作が良くなります。
しかし「おなかを引き上げて」という基本姿勢ひとつとってもほとんど正しくできないのが実態です。
この姿勢がとれない人はバレエの他に”この姿勢をとる練習”が必要なのです。

小さく分解して単純化する
”この姿勢をとる練習”のため、どこの骨をどこの筋肉でどの筋収縮の仕方というように小さく分解して理解し、動作の基をたどり、どれができないかをさぐります。それがわかったらひとつひとつできるように神経を促通させます。

組み立てて複雑にする
できるようになった動作という部品を組み立てて「おなかを引き上げて」がこういう感覚ですよというような微妙な感覚を知ってもらいます。
もちろんこれだけではバレエにはなりませんので、「肩下げ」、「股関節アンデュオール」、「上腕のアンディダン」などそれぞれも仕上げ、それらと「おなかを引き上げて」を関連させて組み立てなければ基本姿勢にならないのです。そこには神経を促通させなければならない部品が山のようにありますので、相当複雑な作業になります。

見落としがないか再検討する
時間が経って感覚を身体が覚えているか、誤解していないか、チェックをします。
もし違っていたら1から順にまた整えてゆきます。

受ける方も指導する方も固定観念があったらできないとても繊細で脳トレチックな作業を根気強くしなければ姿勢と動作の本物には逢えないのです。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2012.01.06更新

「社会が信じる基準とは絶対的な真理ではなく、みんなが広く認めている旧来の風習である。」
こう言ったのはルネ・デカルトという有名な自然哲学者です。

トレーニングの世界でも、今皆さんが信じてやっていることが本当に役立っているのではなく、単なる流行だということもありえるということです。

スポーツパフォーマンスを上げたい

怪我の予防を」したい

シェイプアップやスタイルを良くしたい

痛みを改善したい

向上していますか?

流行りのエクササイズの類をしているだけで満足していませんか?

向上する方法を、デカルトの方法序説をもとにひも解いていきたいと思います。
つづく
 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2011.12.22更新

                                 
前鋸筋の役目
役目のことをトレーナーは作用と言います。
「前鋸筋の作用は肩甲骨の外転」と専門語を使ったりしますが、わかりやすく言うと前鋸筋の役目は、肩甲骨を前へスライドさせることです。
よく言われる”肩甲骨を寄せて”の逆、左右の肩甲骨を背骨から遠ざけることです。

実は片方だけスライドさせることができなければ色んな動作には対応できないのです。でもそうしようとおもってもなかなかできません。もちろん体玄塾にはすぐできるようにするドリルと技があります。

更に掘り下げて言いますと、
スライドは肩甲骨を動かすのではなく肋骨の籠(専門用語では胸郭、体玄塾ではリブケージ)を後方へスライドさせることが役目です。このドリルと技もありますが、これは企業秘密です?体験はできます。
このリブケージのスライドこそスポーツを飛躍的に改善させる動作なのです。

体幹トレーニングをいくらやってもこれができなければ無駄ですと、私は言いたいです。

投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2011.12.16更新

稼げる筋肉 前鋸筋(ぜんきょきん)

この写真の人物、フィリピンの英雄マニーパッキャオ国会議員、いやプロボクサーです。獲得賞金では世界ダントツのナンバーワンの一試合なんと2000万ドル、円換算すると円高でも約16億円です。
ちなみにゴルフのマスターズ優勝賞金が144万ドル円換算1ドル80円で1億1520万円です。
16億がどれだけ高額なファイトマネーか お分かりでしょう。
脇の下にポコポコッと盛り上がっているのが前鋸筋です。
この前鋸筋が上手く使えなければスポーツ全般上手くなりません。特にボクシング、テニス、野球、ゴルフ、バレエ・ダンスはこの筋肉が上手く使えなければ上達しません。
パッキャオはこの前鋸筋を上手く使えるからボクシングがダントツに上手いのです。
だから世界中で支持され人気があり、ファイトマネーが高額になったのです。
本人は前鋸筋はまったく意識していないと思いますが、体玄塾は前鋸筋が色々な動作の鍵をにぎると注目しています。
注目しているだけでなく、使えるように出来るのは多分体玄塾だけでしょう。

前鋸筋つづく

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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