正しいと信じてている思い込みがスタイルやパフォーマンスを悪くする
このウォーキングウォッチの前回で紹介しました新聞の記事にも、この思い込みがありましたよ。
「親指に力を入れてグイット蹴りだす」と書いてありました。 新聞ですので信じてしまうでしょうね。
正しい歩き方の書籍をたくさん出している人の「正しい姿勢で歩けているかをチェック」の項目にもありましたよ。
「親指の腹で地面を蹴る」
「ふくらはぎを意識して歩く」 と書いてありました。 本に書いてあったりテレビで放送されますとみんな信じてしまうでしょうね。
しかし、この行為は進みづらいために行う力んだ効率が悪い歩行の行為(動作)です。
下の絵でどのように効率が悪いか説明しましょう。

生理的に正常な姿勢の重心線 一見正しくみえる悪い歩行
重心線とは重心から地面に対して垂直に引いた線のことです。右側の絵の赤い丸が重心とした場合の
黒い線のことです。
体軸というのもありまして、地面に接しているところ(左足)と重心(赤丸)を結んだ線を体軸と言います。
青い線のことです。
もし静止しているとして右側の悪い歩行の絵でみますと、右脚つまり後ろの足の支えがなかったら後ろへ倒れます。前へ進もうとしても左脚単独では進めませんので右脚の補助が不可欠になります。
その右脚の補助がスタイルやパフォーマンスにとって問題なのです。
問題とは「親指に力を入れてグイット蹴りだす」や 「ふくらはぎを意識して歩く」 という余計なこと(動作)をしなければならなくなるということです。
絵で描くといかにも細い美脚で表現できますのでごまかされてしまいますが、このような歩き方ですとぶっ太いふくらはぎにきっとなります。

他にも膝下O脚、ぽっこりお腹、猫背などにもなるかもしれません。
一見正しくみえる悪い歩行効率がいい歩き方とは、前のほうの脚単独で前進できる体勢での歩きなのです。
つまり体軸と重心軸を左の正常な姿勢のように前側の脚に重ねるようにするのです。
とても難しい動作ですが、体玄塾ではそのような歩きになるように誰でもできるように確立されたドリルとして用意していますのでyou can do itです。