2015.05.15更新
益々前肩(巻き肩)になるストレッチ
あたりまえと思っていることが実は改善を阻害しているということが多いように感じます。
常識を疑えというような書籍もあるぐらいあたりまえと思っていることは疑った方が良さそうです。
前肩や猫背の人がよくやる下の絵のようなストレッチも疑った方がいいですよ。
どこがいけないのか?
小円筋など上腕骨を内旋・内転させる筋肉を硬くさせる体操になっているからです。
上腕骨を内旋・内転させる筋肉が硬くなると外旋・外転の動きが悪くなります。
そうなると、腕がスムーズに出なくなります。
パソコンなどを操作するときに腕と肩甲骨の間が自由に広がる必要がありますが、小円筋などが硬くなるとそこが自由に広がらなくなります。
そこが広がらないと、腕を前へ伸ばすとき、肩甲骨も腕と一緒に出る習慣になります。
肩甲骨(肩)がこのようにして前に出っ張り前肩となるのです。
前肩を改善させるつもりでやっているストレッチが良いどころか悪化させていたとは、残念ですね。
このようにストレッチにも弊害がたくさんありますのでご注意を。
投稿者:
2015.04.21更新
反り腰を変える新アンデオール感覚
アンデ(ターン)オール(アウト)の感覚から抜け出しましょう。
アンデオールまたはターンナウト(ターン・アウト)などの外へのイメージから抜け出しましょう。
発想を変えましょう。
前モモを外に回すのではなく、裏モモを内に回しましょう。
裏モモのアンディダン(内回し)をする感覚にしましょう。
出っ尻反り腰の反り腰は出っ尻が引き起こしていると思ってください。
出っ尻は、お尻を突き出した骨盤前傾です。
アンデオールの仕方が悪いと骨盤前傾を引き起こします。
骨盤前傾は骨盤を無理に起こさないで下さい。 参考出っ尻誤った改善法
出っ尻の人が骨盤起こしをしますと、お尻が下がります。そうなると股関節まわりが窮屈になり、出来ないアンデオールが益々できなくなります。すると「アンデオールが出来ていない」と指摘され、アンデオールを一生懸命やろうとして、骨盤前傾によるアンデオールになり、益々出っ尻反り腰が悪化します。こうして負のスパイラルに陥ってしまいます。骨盤を起こすには、引上げることです。引き上げが出来ないからアンデオールが出来ないことになります。
出っ尻反り腰を何度指摘しても治らないバレエの生徒にあきらめているバレエの先生も多いのではないのでしょうか。
即刻頭を切り替えましょう。
簡単ではないですが裏モモのアンディダンへ感覚を切り替えましょう。
骨盤起こし(骨盤を立てる感覚)も頭の切り替えが必要かもしれません。反張膝の人は骨盤が立っていませんので、引上げができていません。
本物の引き上げが骨盤を起こし、反張膝も改善させます。そのためには引き上げの考え方を切り替える必要があると思います。そして具体的な対策がなくてはなりません。首の付け根から左右の仙腸関節への直線を閉じるような感覚、軸をほそくする、などの抽象的な指導方法では対策にはなりません。大腰筋の使い方、仙結節靭帯の伸ばし方、肋骨の動かし方、首の起こし方などまだまだありますが、とても動かしづらいところを動かせるよう特訓が必要です。
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2015.03.29更新
正しい歩行?
このウォーキングウォッチの前回で紹介しました新聞の記事にも、この思い込みがありましたよ。
「親指に力を入れてグイット蹴りだす」と書いてありました。 新聞ですので信じてしまうでしょうね。
正しい歩き方の書籍をたくさん出している人の「正しい姿勢で歩けているかをチェック」の項目にもありましたよ。
「親指の腹で地面を蹴る」
「ふくらはぎを意識して歩く」 と書いてありました。 本に書いてあったりテレビで放送されますとみんな信じてしまうでしょうね。
しかし、この行為は進みづらいために行う力んだ効率が悪い歩行の行為(動作)です。
下の絵でどのように効率が悪いか説明しましょう。
生理的に正常な姿勢の重心線 一見正しくみえる悪い歩行
重心線とは重心から地面に対して垂直に引いた線のことです。右側の絵の赤い丸が重心とした場合の黒い線のことです。
体軸というのもありまして、地面に接しているところ(左足)と重心(赤丸)を結んだ線を体軸と言います。青い線のことです。
もし静止しているとして右側の悪い歩行の絵でみますと、右脚つまり後ろの足の支えがなかったら後ろへ倒れます。前へ進もうとしても左脚単独では進めませんので右脚の補助が不可欠になります。
その右脚の補助がスタイルやパフォーマンスにとって問題なのです。
問題とは「親指に力を入れてグイット蹴りだす」や 「ふくらはぎを意識して歩く」 という余計なこと(動作)をしなければならなくなるということです。
絵で描くといかにも細い美脚で表現できますのでごまかされてしまいますが、このような歩き方ですとぶっ太いふくらはぎにきっとなります。
他にも膝下O脚、ぽっこりお腹、猫背などにもなるかもしれません。
一見正しくみえる悪い歩行
効率がいい歩き方とは、前のほうの脚単独で前進できる体勢での歩きなのです。
つまり体軸と重心軸を左の正常な姿勢のように前側の脚に重ねるようにするのです。
とても難しい動作ですが、体玄塾ではそのような歩きになるように誰でもできるように確立されたドリルとして用意していますのでyou can do itです。
投稿者:
2015.03.10更新
ゴルフとバレエの回転動作と外反母趾は歩き方次第
間違ったアンデオール(股関節使い)が外反母趾にもなる
近頃やっと日経新聞にも「外反母趾改善には歩き方の矯正も必要だ」というような記事が出始めました。
しかし、歩き方や姿勢が原因ということは一言も書いてありません。
「様々な原因で種子骨の働きが損なわれると、歩く機能に支障をきたす。」と原因については書いてありました。
「典型的な例がハイヒールを履く女性に多くみられるといわれる外反母趾」と外反母趾の原因を未だにハイヒールだと書かれていました。
前回の「体形・骨格が崩れる歩き方」、前々回の「身体操作の誤作動」の記事でも紹介しましたが、外反母趾などの足のトラブルはトレンデレンブルグなどの骨格が崩れた歩き方に原因があり、足のトラブルが種子骨の働きを損ねていき、更に悪化し、関節の変形をもたらします。
上の画像は膝が内側に入る骨格崩れ、下はその歩き方。
またゴルフ右軸キープと歩き方やバレエアンデオールと歩き方でも何度か紹介していますが、大腿骨上の骨盤内旋外旋ができなく、足首で代わりの動きをしてしまう結果、種子骨を損なうような変な足使いをしてしまうこともあります。
大腿骨上の骨盤内外旋ができないためにおこる間違った足使い。
種子骨は体全身を使った自然な歩き方から生まれる合理的な回転動作でなければその働きを損ねてしまいます。
ゴルフも外反母趾も、本質である歩き方から見直してください。
投稿者:
2015.02.16更新
体に良い歩き方は合理的
社会で認める流行の歩き方は本当に体に良いのでしょうか? | |
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体形・骨格が崩れる歩き方
上のイラストで描かれた脚は細く長いのでスタイルにごまかされてしまいますが、この歩き方ですとふくらはぎは必ず太くなるし、外モモは横へ張り出してきます。
足指根元にタコはできるし外反母趾になるかもしれません。
胸を張って姿勢を良くしているつもりですが、胸郭(肋骨の籠)が後ろへ倒れ頭は起こすから猫背になるでしょう。またこの影響で前へ進みづらくなり、ふくらはぎの収縮とおなかの突出しで強引に進む習慣になってしまいます。
歩行はファッションであってはいけないのです。
正しい歩き方は自然な歩き方であり合理的に進む普遍的なものでなければならないのです。
投稿者:
2015.01.30更新
身体操作の誤作動で変な歩き方になる
ニーイントーアウト、内股などの現象に惑わされるな
バレエとテニスの出来ない身体操作と歩き方の関係をウォーキングウォッチのコーナーで5回に亘って書いてきましたが、それらの記事をもう一度読んでからこの記事を読まれると分かりやすいと思います。
ニーイントーアウトの改善方法で「膝を前にまっすぐ出す」などと言っている人がいますが、出すことができません!!
また、カカトの骨(踵骨と距骨の距骨下関節)の土ふまず側への崩れるカカトの外がえしによるものと言う人もいますが、どうしてそうなるの?と言いたいですよね!
まだありますよ、中殿筋が弱いから(トレンデレンブルグまたはトレンデレンバーグ徴候)という専門家もいますが、なぜ中殿筋が弱くなったのでしょうか?それは廃用性萎縮と言い、使わないと筋肉が萎(しぼ)んで弱くなるのです。
これは使わないではなく使えないのです。
使えない筋肉があればその代償で使い過ぎて肥大する筋肉もあります。それは外側の腿やふくらはぎです。
こんなに難しいのですから変な歩き方は、「膝を前にまっすぐ出す」などの歩き方を習っても良くならないということは分かりましたよね。勝手に太くなる腿やふくらはぎもあるのですから脚のダイエットは不可能に近いとも言えます。
ニーイントーアウト(X脚)歩き 内股歩き |
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さぁどうすればニーイントーアウトと内股歩き(ヒップハイキング)は改善するのでしょう? |
投稿者:
2015.01.14更新
テニスフォーム打点を引き付ける動作(歩き方)
ジョコビッチのようなタメが効いたバックハンドストロークが打点を引き付ける
先日NHKの錦織圭とチャンコーチの特番で、錦織圭の力んだバックハンドのダウンザラインを見てしまいました。
錦織のテニスは上手いですが基本テクニックはジョコビッチ選手が数段上手いと思います。
バックハンドの場合、力むというのは打つ前に脱力が出来ず左肩が上がり、フォロースルーが打ちたい方向へ向かず、手首でこねて無理やり打ちたい方向へ打ってしまうことです。それに比べジョコビッチはさすがに左肩はあがりません。
打点を引き付けるには肩が下がった全身の「タメ」が欠かせない
意識的に肩を下げなさいというコーチがいますが、それでは絶対に下がりません。
なぜなら、肩が上がる本質的原因を解決していないからです。
≪原因≫前鋸筋が胴体を回してくれないから
胴体(体幹)がでんでん太鼓の太鼓のように回転できれば本来自動的に振れるはずの腕なのですが、それができないから腕を故意に動かして振るという力む行為をしなければならなくなり、力を抜いて腕を残すことができないのです。
打点を引き付けようとする、つまりスイングを遅らそうとするには肩に力を入れてスイングを一旦止め待たなければならないからです。肩に力が入ると肩が上がるのです。但し、巷の体幹トレーニングではかえって胴体の回転を阻害してしまいます。
自動的に腕が振れればタメが効いてスイングを遅らせることができ、打点を引き付けることができます。
ジョコビッチのバックハンドストロークは、打ちたい方向へラケットを放り投げるようにして脱力したまま振り抜いています。
骨盤・腰や胸郭は
動かそうとはしない
動くようにセッティングする
またこう言っている人もいます。「骨盤からの力連動や骨盤の8の字の動きが脱力したスイングを生み出す」。
「腰の使い方が大事だ」などもよく言われますが、そうするとまた無理やり腰を動かそうとして力むのです。その結果腰痛になったりします。ゴルフや野球にも当てはまります。この間違いが非常に多いので気を付けましょう。
動かそうとしないで下さい。動くように仕向けるのです。
リブケイジツイストのテニスドリルコンディショニングで動くようになります。
リブケイジツイストで欠かせない前鋸筋が肩を下げてくれます。
リブケイジツイストは体玄塾のオリジナルドリルです。
ダルビッシュと工藤公康と田中将大の対談の「大谷翔平はメッジャーで通用するか」という話のなかで、メジャーで通用するには体のキレが大谷はまだ足りないとダルビッシュが言っていました。
『体の中心を軸にして末端は脱力している状態で投げないと“キレのある球”っていうのは絶対に投げられない。今の投げ方だとキレのない球になってしまう。』
またキレを出すには股関節の使い方が重要と言っていました。
さすがにダルビッシュは分かっています。
秘訣は歩き方にある
たぶん上の絵矢印で示した骨盤を腿の方へ回しながら動かすようなことだと思います。
これが出来れば腕は脱力した振り方になり、テニスでは打点が引き付けられ素晴しいダウンザラインができます。
しかしそれには普段の歩き方も同じようでなければなりません。
歩きの真理に基づいた歩きが日常的にできる
↓
体幹を自在に移動(重心移動)できる
↓
腕を体幹(体から頭・腕・脚を除いた胴体)で動かせる、突っ込み癖もなくなる
↓
腕の力を抜くことができる(力まなくなる)
当然ダルビッシュもジョコビッチも非常に良い歩き方をしています。
しかし歩き方をまねてもできませんよ。タメが効いたストロークが出来てはじめて良い歩き方になるのですよ。
とても難しい動作ですよ。無理やりやろうそすると怪我しますので忠告しておきます。
この「骨盤を腿の方へ回しながら動かす」動作は、幾つか動作ドリルをたどっていきますと誰でもできるよう代官山の体玄塾では用意していますので是非お試し下さい。
テニスのコーナーもご覧ください
投稿者:
2014.12.30更新
バレエ自然な回転を生み出す歩き方
下の絵は歩くと自動的に腕が前へ振れるシステムを表したものです。
腕を後ろに残した状態で前え胴体が移動(重心移動)出来ると、体幹前部の筋群が伸ばされ、その後自動的に筋肉は収縮して腕が前に振れます。その後は体幹後部の筋群が伸ばされ、胴体が腕に引っ張られる様にして前へ進みます。回転もこのようにして起こります。これが「タメが効いた回転」「タメが効いたスイング」です。
胴体をターンさせるのも、腕を振るつまりスイングするのもこの歩きのシステムです。
腰は捻らないで下さい。
前回のつづき
イーグルを出した友人とクリスマスパーティーをした時、友人が左手にシビレが出て困っていると相談を受けました。
整形外科では「様子をみましょう」(原因が分からないとき使う言葉)と言われたそうです。
神経を圧迫していそうな箇所を探ると、最初にチェックした肩でビンゴ!!ピンポイントでコリを取り、肩の可動域を広げ、肩が落ちないように筋の支える能力を上げて出来上がりです。
神経を圧迫した肩はどうしてそうなったのか?
原因は、ゴルフのテイクバックで顎に肩が触るぐらい肩が上がって力んでいたからです。
バレエで肩が上がる人がとても多いようですが、一見良さそうなフォームでスイングするこの友人でも肩が上がるのですからゴルフでも相当いるのではないでしょうjか。
やはり歩き方もイーグルを出した前日とは違って「タメ」が効いていませんでした。
投稿者:
2014.12.17更新
バレエとテニス・ゴルフは同じ骨盤・胸郭づかい
力まない秘訣は
歩き方にある
バレエもゴルフも、力まないで骨盤・胸郭(体幹)を回転するこが理想です。しかし、「力まない」という言葉は奥がとても深いのです。
「入力不力、りきんだらダメたるんでもダメちからを入れてりきまず」は相田みつをさんの有名な言葉ですが、その後にこの言葉が続きます。
「それがなかなかむずかしいんだなあ」と。
体の使い方において「力を抜く」ことほど大変なことはありません。「力を抜いて」と言っただけでは力は抜けません。
「力を抜く」のような微細な動作の感覚は言葉では伝わりません。実感させなければ感覚は伝わりません。
「良い動作カラダ使いの源は理想的な歩き方、高機能な歩き方をすること」と、常に体玄塾では言っていまして、常日頃から高機能な歩き方をしていれば勝手に力は抜けてくれます。
但し、今までの歩き方の概念を全否定するような歩き方の概念から変えなければなりません。
その理想的な歩く動作を分かりやすくするため、単純化した絵を描いてみました。
これは右足が接地している状態で、体が少しの左回転をしながら、左足が接地寸前まで進む(移動する)動作カラダ使いを表した絵です。
骨盤を二つの箱にしましたのは、中央の仙骨の両脇にある骨盤の大部分を占める寛骨を表現しています。
動作で表現するとこうなります。
注目して欲しいのは、宙に浮いている左脚を軸とした骨盤の内側への旋回です。
これを[大腿骨上の骨盤内旋]と呼びます。しかし歩くとき、見た目では骨盤は回りません、真っ直ぐ進むように見えます。
この動作が左利きゴルファー・テニスのテイクバックや左脚を軸としたバレエのピルエットの動作です。ゴルフ・テニスとバレエだけでなく、スポーツや格闘技など様々な腰づかい全般の基なのです。
絵をクリックしてみて下さい
例えばテニスのバックハンドのテイクバック、マキュロイ(ゴルフ)のような腰の逆回転、相撲のまわし切りや先日白鵬がみせた日馬富士の強烈なのど輪をかわしたテクニックもこれです。
こんなエピソードもあります。
ハワイ島で隣の部屋のゴルフ大好きなご夫婦達4人と、あるきっかけで私の部屋で飲み会になり、そしてやはりゴルフの話になりました。一回で出来るはずがないと思いながらこの歩き方をアドバイスしますと、ひとりの奥様がこの歩きができてしまったのです。
そして、そのあと会うことなく帰国されました。
数日が経過して体玄塾のお問い合わせフォームに、その方からメールが来ました。
アドバイスをした翌日に奥様が初めてイーグルをだされたという内容でした。
そしてそのご夫婦とは友人として交流するようになりました。
今までの感覚が邪魔をする
出来ない人にとって、この歩き方は多くの新感覚から成り立っている新感覚の集合体のため、その感覚は今までとまるで真逆のように感じると思います。
腿に対して骨盤・胸郭を内側へ回転させる新感覚を、できるだけ簡単なドリルにして分かってもらえるようになっていますが、多くの工程かな成り立っています。首・肩甲胸郭関節・肋骨背骨・骨盤仙骨股関節・足首・足などのオリジナルドリルが組み上げられてできた歩きとして定着出来るようにしております。
これは直に感覚を体感しなければ分からないと思います。複雑な工程作業となります。
歩き方を真似てもできません。
投稿者:
2014.11.26更新
骨盤を起こすバレエパッセとアンデオール(アンディオール)
どちらの筋肉が多いかアンディオールとアンディダン
前回の「バレエでも困難なアンドォール」というダイエットの記事でも紹介しましたが、バレエを何年も習っていて出来ない人がたくさんいるみたいです。
アンデオールさせる筋肉の名前を知ってもできませんが、どんな筋肉があるかしっていましたか?
アンデオールの逆はアンディダンですが、どちらが多いと思いますか?
アンディオール(外旋)チーム
梨状筋 上双子筋 内閉鎖筋 下双子筋 大腿方形筋 大腰筋 腸骨筋 大臀筋 縫工筋 恥骨筋
短内転筋 外閉鎖筋
アンディダン(内旋)チーム
中臀筋 これだけです。
えぇぇ!といいたいですよね。12対1で数では圧倒的にアンデオールです。
しかし、アンデオールが出来ない人がたくさんいるのは不思議ですよね。
出来ない理由をパッセを例にひとつ紹介します。
真逆をしているから出来ない
上の画像で説明します。
左大腿部(もも)をアンデオールするとき、上手く出来ない人は股を開こうとしています。開くのではなく腿を外回ししながら股関節から脚を上げる(股関節屈曲)をします。
↓
そのためには骨盤を起こしながらほんの少し前へ移動させなければなりません。
↓
そのためには右軸脚の股関節はアンディダン(内回し)しなければ骨盤の移動ができません。
しかし、ここで出来ない人は右軸脚をアンデオールしようとするのです。しなさいという先生もいます。
パッセが上手く出来ない理由はこれです。
当然ピケターンも上手く出来ません。
脚の上で骨盤を内側へ回す【大腿骨上の骨盤内旋】という動作が出来ないのです。
これには肩や体幹も関与していますので、同時に肩下げも引き上げも骨盤起こしもできません。
出っ尻反り腰も絶対そのまま変わりません。
元々引き上げの概念が間違っているからです。
厳しいことを書きましたがこれが現実です。
筋肉が弱いとか硬いという理由ではありません。
考え方が違うから出来ないのです。
誰でもできるイーグルサークルドリル(体玄塾オリジナルドリル)という脚の上で骨盤をアンデオール・アンディダンさせるドリルがありますので、是非体験してみてください。
無料体験あります。
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