スキー上達は、股関節の柔軟性アップがカギ!
こんにちは、体玄塾の八巻です。
今月は、スキーレッスンページのブログでも現在お話している「股関節」のお話。
その中でも、実際に指導中で得られた、スキーヤーの皆さんの傾向についてお話します。
股関節が、硬い・・・
スキーヤーの皆さんの体をみていくと、
股関節まわりの筋肉が硬いという方が多いです。
具体的に、股関節が硬いとはこの場合、どういう事を言うのでしょうか?
主にチェックをするのは、股関節の”前”と”後”
股関節が硬いと言っても、何もペターッと開脚を出来なくてはいけない訳ではありません。
股関節の前側と後ろ側にある大きな筋肉の柔軟性がある程度あるかが重要なのです。
股関節の前側が硬いと、起こるデメリットとは?
股関節の前側とは、太ももの前の筋肉や、そけい部のあたりです。
この筋肉は、脚を上げる時に使い、逆に脚が後に振られる時に伸ばされる筋肉です。
スキーの時には、雪を踏む時に伸ばされる筋肉になります。
この位ならばまだそれ程必要ありませんが、さらに大回りになったりするともっと股関節から脚が伸びなくてはなりません。
股関節が伸びる事でより強く雪を強く押す事が出来るのですが、ももの前側の筋肉が硬いと、股関節は伸びません。
股関節の後ろ側が硬いと、起こるデメリットとは?
今度は股関節の後ろ側、すなわちお尻の筋肉や太ももの後側の筋肉が硬い場合のデメリットです。
これは、骨盤を後傾させてしまう直接の原因になります。
普段から骨盤を後傾させて生活していると、この筋肉は硬くなってしまいますので、
スキーを滑っていて段々お尻が落ちていってしまう人は、普段の姿勢がこうだと考えていいでしょう。
スキー上達のためには、普段の姿勢にも気を配らないといけないのです。
柔軟性を、チェックしてみよう。あなたはどうですか?
実際に、今挙げた股関節の筋肉の柔軟性をチェックしてみましょう。
まず、前側です。
この姿勢をとります。
まず、足首がつかめない人は、結構ヤバイです・・・
つかめた人も、脚の付け根がマットからどの位離れているかを確かめてみましょう。
この姿勢のまま(つかめない人は、出来る限りの姿勢で)、恥骨をマットに付けにいきます。
着かない人はイエローです。
これ自体がストレッチにもなりますので、マットに脚のつけ根が近づくように日々繰り返してみましょう。
手が届かない人は、タオルなどを引っ掛けて足首をつかんでまずはトライしてみましょう。
今度は後ろ側
脚を4の字に組んで、体の方へ引き寄せます。
片側のお尻がストレッチされると思います。
この筋肉が硬いと、お尻が滑走中に落ちやすくなります。
お腹をあまり縮めないように姿勢をとってやってみましょう。
こんな事をはじめ、体玄塾では他ではやっていない姿勢改善法をたくさん提供していますので、
姿勢が気になる方は門をたたいてみてください。
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40代からのスキー上達法もよろしくお願いします。