塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2014.09.29更新

骨盤前傾(反り腰)改善の間違い
今回は骨盤を立てるシリーズ、「骨盤立てる練習法」、「骨盤立てる効果」に次いで立てる筋肉についてですが、間違っている方が多いと思います。
左:タック 右:ダック
出っ尻をダック(あひる)と、タックインをタックと言っている人もいますが、呼びやすいので使わせていただきます。
ダックがタックして骨盤を立てている人は、「腹筋が弱い!!お尻が緩んでいる!!」などとよく言われ、そこの筋肉を鍛えたりしてタックになります。主に腹筋(腹直筋)と大臀筋という筋肉ですが、間違いです。
そこが弱いと決めつけないでください。上手く使えないだけなのです。使い方については例え動画でも伝えることができません。
骨盤を立てる筋肉は、引き上げてアンデオールをする筋群です。つまり背骨、肩、脚、足に関わる筋群です。インナーマッスルを期待された方残念です。インナーマッスルやアウターマッスルという考え方ではなく、オールマッスルなのです。骨格を正しく積み上げ、崩さないシステムです。全筋肉を司る神経システムを再構築すようなことが必要です。説明が難しくなってきましたね。

座って猫背の人もトレーニングには注意してください。
安易に骨盤を起こさないでください。背骨がたるんでいるのですから。

骨盤を立てる筋肉を鍛えるというより、骨盤を立てる精神を鍛えるべきです。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2014.09.22更新

骨盤が立っていればお尻は美しいはずなのに・・・
前回は骨盤を立てる方法(ドリル)についてでしたが、今回は骨盤が立つとどんな効果があるのか、それを紹介しましょう。
骨盤を立てる効果
①股関節の可動が良くなる。(一般的な回答) つまり動きが良くなるのです。

②お尻が自然に美しく上がるように締まる。お尻のふくらみの頂点が上がる。(逆にそうでないお尻は骨盤が正しく 立っていないことになる)

 
③バレエ動作では、パッセ、ルルべ、プリエ、色々なターンが良くなる。それだけでなく全て良くなる。
 もちろんアンデオールは出来、肩は上がらなくなり、引き上げは意識しなくても勝手に出来るようになる。

骨盤をもしも正しく、正しくですよ、立てることが出来ましたら、バレエも歩き方もスタイル(美脚もですよ)も良くなるという訳です。つまり人生が変わると言ってもいいのです。参考[骨盤起こしで何が変わる]
しかし、骨盤だけ注目しても骨盤は正しく立ちません!!
その訳は深いです。体玄塾サイト内のバレエと骨盤や出っ尻反り腰などの記事を見直してみてください。関連する記事がまとまりましたらその訳が分かるはずです。
面倒でしたら無料体験に来てみてください。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水

2014.09.06更新

王子様の手があれば・・・





前回の記事で「骨盤をおこすには、下の絵Bのように骨盤とリブケイジ(胸郭)を引き離すようにリブケイジを挙上しましょう。」
「体幹の考え方、引き上げの考え方をそのように改めましょう。」と書きましたが、右の絵のようにリフトしてもらうとその感覚が分かるのではないでしょうか。
リフト出来る王子様のような方がいればの話ですが。

出っ尻反り腰(骨盤前傾)の原因はそもそも何ですか?

腹筋が、体幹が、弱いから骨盤が前傾してるのですか?

脊柱起立筋が、強いから、硬いから背骨が反っているのでしょうか?

いいえ、原因の本質は違うところにあります。

ですから右の絵 Aのお腹肋骨を締め、お尻を締めながら骨盤をおこすのは間違いです。

出っ尻反り腰の本質は、

背骨が重力により上から押され、右の絵のように曲がり、リブケイジ(肋骨の籠)は後ろに倒れながら下へ落ち、腰椎仙骨は前に倒れた結果背中は反っているように、お尻は出っ張り、骨盤は前傾してしまったのが本質ではないでしょうか。

背中や骨盤のことばかり気にしていてはいけないのです。

対策は、背骨を肋骨を上へ押し戻す訓練、ドリルをすることです。

ストレッチや筋トレではないのです。
押し戻すという動かす訓練なのです。

みなさんの引き上げや骨盤おこしは間違っていませんか?

体玄塾は
背骨を肋骨を上へ押し戻すドリルを確立させていますので確かめに来てみて下さい。



 

image1
image2
image3

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


SEARCH



CATEGORY

CONTACTお問い合わせ

体や無料体験に関するご質問など、メールまたはお電話で承っております。

    塾長 志水博彦のウォーキングウォッチ