体軸を安定させる腕の役目 | |
肘から手首までを前腕と呼びますが、右画像のように前腕を黄色い矢印の方向へ回すと、腕が横へ勝手に振れてしまいます。 この様な人をよくみかけますが、体軸が横へ揺れてしまいますので身体に悪いです。 前後へ真っ直ぐ振れる振り子のように腕は振れて欲しいですね。 前の方へ腕が振れるときは、腕は肘から少し曲がった方がいいです。 | |
それでは、真っ直ぐ腕が振れるようになるにはどうしたらよいでしょうか? 親指を左右にスイングできる柔らかい肘にすることです。 小指側の前腕の骨、尺骨を軸として、親指側の赤色の骨、橈骨(とうこつ)が尺骨をクロスするように、また親指が内側へ落ちるように肘が捻じれながら前から後へ腕が振れます。捻じれは反動で戻りながら腕は後から前へ振れます。 捻じれと反動の戻り捻じれによって赤い矢印の方へ少し手が横移動します。ことによって横へ揺れた腕(上の画像黄色矢印)を修正し、真っ直ぐ腕が振れるのです。 | |
右手の場合、前方での捻じれは親指が外へ(回外)、後方での捻じれは親指が内(回内)へ動くのです。 この前腕の捻じれですが、柔らかい肘であれば自動的に動いてくれます。 右画像のように腕の遠心力が働き、腕が振れる度に首・肩のストレッチになるという訳です。 | |
それで、肘まわりを柔らかくするには、この少林寺拳法の送り小手という技をちょっとかけてあげればいいのですが・・・ とにかく肘関節が固いと身体に悪いです。 正しく歩くためには、全関節の調整が必要ですが、肘はリラックスさせて歩きましょう。 |
2012.05.29更新
腕は身体のスタビライザー(安定装置)
投稿者:
2012.05.22更新
肩こり腰痛の原因・こんなところにも②
肩こり腰痛の原因・体幹の揺れ | |
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投稿者:
2012.05.17更新
肩こり腰痛の原因・こんなところにも①
歩行時のひじの動きに注目 | |
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投稿者:
2012.05.10更新
力強い歩き方は美しい
前回の記事でご紹介した、正しい歩き方の画像を見ただけでは、膝を曲げて歩いている印象が強かったのではないでしょうか。私も膝が曲がった歩き方は美しくないと思います。
前回の画像に膝が曲がる前の状態の絵をかき加えました。
黄色い矢印で示した白い線の足は空中にある状態を描きました。
前側の膝は足が接地する寸前、つまり足がまだ空中にあるとき伸ばすのです。
足が床にフラット接地した時点では膝が曲がりますが、見た目は膝をピーンと伸ばして歩いているように見えます。
ですから美しくみえるのです。
しかも、水色の線で描いた脚が重心(赤い印)を力強く前へ押し進めてくれますので、落ち着いた歩き方に見えながらも速く歩けます。
アンダーラインを引いた、この動作が非常に難しいのです。
スポーツ選手もダンスの先生も、この動作ができなくて上達が止まってしまうのです。
この動作こそ体玄塾達トレの基本なのです。
投稿者:
2012.05.02更新
スポーツ上達も美しい身体も歩き方次第
足を置く位置はどちらが正しい? | |
歩く時の足の着き方を表した画像ですが、どちらが正しいと思いますか? |
骨盤を動かさないで歩く
この画像が骨盤が押し出されるという感じとおもってください。骨盤に押し倒されたももの骨(黄色い線)、股関節も抜けそうになります。
そこでそのまわりの筋肉たちが頑張り、押し戻します。
歩く一歩一歩にその現象が起きます。
もし体重が100キロ超だったら相当な圧力がかかるでしょう。
ハワイの人やフラダンスをしている人に、お尻が大きい太った
タイプが多いのはそのせいです。詳しくは”チキンレッグの本場ハワイ”の記事を読んでください。
骨盤を動かさないで歩くには背骨の生理的わんきょくを崩さないで歩くこと。それには重心移動ができることです。
でも、むずかしいでしょうね。
重心移動参考記事
http://www.taigenjuku.com/blog/2011/06/post_79.html
http://www.taigenjuku.com/blog/2010/11/post_58.html
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