テニスやゴルフでも使える、背骨のマルチな動き
本当に必要な体幹力:過去記事はこちら
こんにちは、八巻です。
テニスをしている別の職場のスタッフに、よく体の使い方を聞かれます。
「真下へたたきつけるようなショットを打つ時は?」
「サーブを上からきれいに打つには?」
結構テニスでは使いたいテクニックだと思います。
私はテニスをした事が無いので、あまり詳しくわかりませんが・・・
私が返した答えは
「体幹を使ってスイングすればいいです」
どういう事か・・?
そのスタッフを含め、多くの一般テニスプレーヤーは、腕だけでラケットを振っています。
そこでアドバイスしたのが、胸郭を使い、背骨をしならせてスイングするという事。
胸郭とは、ざっくり言えば肋骨周りのことです。
肋骨のすき間が前後左右と縮む(拡がる)事で、それに伴って背骨も湾曲します。
この動作が「体の中心=体幹」から始まると、これに伴って腕や脚へと動作が連動します。
サーブをする時は、振りかぶる際に胸郭の前側が大きく拡がり、
振り下ろす時には拡がったところが縮んでいくという感じです。
多くの人は胸郭の前側が縮んで、開きにくくなっています。
なぜなら、座っている時にみんな縮んでいて段々固まってくるからです。
前述のスタッフに、そこをストレッチさせてここから振るようにアドバイスしました。
体幹から振ってみた結果・・・
その翌日に、自分よりだいぶ力が上のプレーヤーと練習試合をしたそうです。
すると、長い足のショットやサーブがコントロールよくしかも強く打てて、
その試合に勝ってしまったのだそうです!
やっていて、欲しかった感覚はこれだ!と感じたそうです。
「確かに、トッププレーヤーはこうやって体使っているよね、スローで見ると」
そして、この動作をしっかりと練習して身につけたいと言っていました。
このように、競技における「こんな動作をするにはどうすればいいの?」という疑問は、
体玄塾ならおやすい御用です。
胸郭・背骨の動作をしなやかに出来るようにする事は、
競技力アップの大きな手助けになると思いますよ。