キレイな姿勢になるためのポイントは骨をきちんと積み上げる感覚をつかむことです。
まず最初のステップは、骨格を簡単なブロックに置きかえてイメージすることです。
左図のブロックの積み上がりが正しいとします。
真ん中と右の図はブロックが崩れた状態のイメージです。
真ん中はいわゆる『でっちり、反り腰』というやつです。
真ん中でも右でも支えとなる棒(脚)がバランスをとるために傾いてしまいますが、そうなると太ももの前がパンパンに張ってしまいます
そして支えが傾くと、骨盤位置のブロックが前、または後ろに傾きます(落ちている状態)。
特に崩れるのがおなか部分のブロックです。どちらも腹筋が緩んで背筋は張ってしまいます。
電車の中などで見渡せばこんな人たちが山のようにいます。目を覆いたくなるぐらいですよ。
おなかが出てると気になる人は、まず上の図のようにおなかのブロックがズレていないかチェックしてみてください。
この場合は、おなかを引っこめる前にブロックをしっかり重ねることが必要です。
おなかを引っこめようと腹筋トレーニングを繰り返しても、積み上がりが崩れたままの状態では頑張った分だけ体が悲鳴をあげます
なんせ腰の部分はスカスカなんですから…
さあ、いざ積み上げをきちんとしようとした場合、結構大胆にパーツを移動させないと動かないかもしれません。なぜかというと、その人の概念の中に全く入っていないからです。
自分の概念の中でしか答えを探せないので永遠に正確な場所が見つかるはずが無いんです。
なので各パーツの位置、角度を全然別の場所に引越しさせるような気持ちでちょうどいいぐらいです。
まず、自分のブロックがどう崩れているか感じてみましょう。そして棒をまっすぐに立てて、その上に正しく積み重ねるようにしてみてください。
ただ一生懸命頑張るのではなく、正確にやることが大切です!