こんにちは、八巻です。
先日、かぐらのサマーゲレンデに初めて行ってきました。
約1kmのコースは、オフの時期にはなかなか滑り応えがあるゲレンデだと思います。
冬のゲレンデならアイスバーンに近い滑走感覚で、
より的確なポジションでの滑走が要求されると感じました。
今、体玄塾のパーソナルトレーニングや、
公共施設での健康体操など指導の現場で、
「背骨を動かす」
という動作をやってもらっています。
スポーツだけでなく、健康維持・姿勢改善においても重要だからです
スキーの滑走においても、
背骨を動かす動作がすごく重要なのを滑ってすごく感じます。
背骨って、
前後左右に自在に曲がり、頚椎・胸椎は回旋も出来ます。
この動作を上手く使うと、
スキーの重心移動がものすごくやりやすいのです。
と言いますか、背骨を曲げる・回すというマルチな動作が
(言い換えれば「体幹」のマルチな動作)
スキーでのスムーズな重心移動には欠かせないのだと思います。
サマーゲレンデでは、足を使ってターンをしようとすると、
すぐスリップしてしまいますので、
より上半身(背骨のマルチな動き)を使ってのスキー操作が必要になります。
サマーゲレンデでは、
よりその人がきちんと体を板にのせて滑れているかがよくわかります。
雪の上では多少ごまかしが利くとはいえ、同じように操作が出来るとより滑走性が上がるのは言うまでもありません。
体幹を固めてしまうと、この背骨のマルチな動作は
スポイルされてしまいます。
必然的に足でターンをしなければいけなくなります。
日常でもそう。
歩く時も、体に力が入っていると、足で歩かなければいけなくなります。
ウォーキングやジョギングをして足が太くなる人は
足で歩いているからです。
体にも力が入っている人が多いです。
ちょうど2年前に、雑誌でもこの背骨の動作について
取り上げた事があるのですが、
ここの重要性はより感じており、さらに追求していっているところです。
どんな風に動かすのだろうかと気になった方は、体験レッスンを行っておりますので、ぜひお試しください。
スキーヤー向けのレッスンはこちらもご覧ください