スキーで膝痛になる原因 その2
膝からひねるから、膝を痛める
スキーと膝痛のお話の2回目です。
スキーでターンをする時、体をひねります。
実は歩く時も同様にひねっているのですが、
膝痛をかかえている人の多くは、体を膝からひねってしまっています。
だから膝が傷むのです。
こちらのスキーヤーのターン、
ターンの頂点で既に体と板が同じ方向を向いていました。
これって、歩きなら同じ側の手と足が同時に前へ出るのと同じ状態なのです(T△T)。
多くの人は、足を出す時に、体も一緒に回ってしまっていて、
すると着地時に膝がねじれた状態で着地してしまい、
それが膝関節を痛める原因になると考えられます。
歩行やランニングで膝痛が生じるのも、同じ原理です。
お医者さんに行くと決まって「筋肉を鍛えなさい」と言われるようですが、
筋力が有る無いの問題ではありません。
ならばスキーをやっている人は、筋力が無いでしょうか?そんな事はありません。
すると、「加齢だから、もうやめなさい」と言うそうですね( ̄⊿ ̄)
運動するの?しないの?どっちだ!って感じですよね。
お医者さんは運動の専門家では無いので、言う事聞かなくていいですからね、みなさん。
膝ではなく、上半身をひねる
正しい歩きの習得から、スキーのターンが進化します。
そしてケガのリスクが下がります。
歩く時は、腕と足は反対側が常にペアになって前に出ます。
しかし多くの人はそれが実は出来ていません。
腕は振ってそれらしく見えるけど、実は出来ていません。
巷のウォーキングメソッドも、出来ていません。
みな腕を振る事ばかりに気をとられていますが、
腕を振るのではありません。
上半身をひねるのです。
矢印の位置がよくないですが、
左脚が前へ出る時、胸が左へ回っています。
これに対して両足は前へ向いていますね。
腕は上半身の上半分がこんな風に回る事で前に振られるのが正解です。
こんな動作が体に身についていれば、
スキーの時にも容易に応用出来るようになるし、
膝痛などのケガのリスクも下がるのです。
次回もうちょっと詳しく解説します。
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