パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介の
ランクアップ身体論

2017.02.05更新

人は酸素の性質を利用してエネルギーを得ています。

ですが、酸素はもともと毒物、過激な物質なので酸素を取り込むほど体は毒されていきます。

鉄が酸化して錆びるのと同じですね。


そして、健康に良いとされる運動をすると、酸素よりさらに毒性の強い活性酸素が体内に発生しやすくなります。

ですので、激しい運動をすればするほど活性酸素を取り除かなくではなりません。

活性酸素が発生すると、いろいろな弊害を引き起こします!

 ・細胞の老化 ⇒ シミ、しわができやすくなる

 ・DNAに傷をつける ⇒ がん細胞の発生

 ・過酸化脂質の発生 ⇒ 動脈硬化や虚血性心疾患の発生

(活性酸素により動脈硬化、虚血性心疾患、がんの他に脳疾患、胃潰瘍、糖尿病etc.のリスク↑)

ちなみに鼻頭から出る白いヤツ、あれが過酸化脂質です。


活性酸素の発生原因は、

たばこ、飲酒、精神的ストレス、激しい運動、紫外線に当たる、食品添加物の過剰摂取etc.

です。


酸化対策に抗酸化物質をたくさん摂る必要があります。

抗酸化物質の種類は、

ビタミンA(βカロチン)、ビタミンC、、ビタミンE、フラボノイド(ポリフェノール類)、

コエンザイムQ10、リコピン、カプサンチンetc.

です。

よく耳にするものばかりだと思います。

ここでは下記の2種類の抗酸化物質が含まれる食品を紹介しておきます。

リコピン … βカロチンの2倍、ビタミンEの100倍

   トマト、柿、スイカ、ピンクグレープフルーツ

カプサンチン … リコピンと同等
   
   赤ピーマン、パプリカ、唐辛子

積極的に摂るようにしましょう。

 

 

投稿者: 体玄塾 布瀬川 謙介

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