パーソナルトレーナー 布瀬川 謙介の
ランクアップ身体論

2017.01.20更新

一般的に競技力を向上させるため、~筋を鍛える、~関節の可動域を増やすというように筋肉や関節にアプローチをしたトレーニングをすることがほとんどです。

ですが、競技力を向上させるための骨格(身体操作)がありますので、そこを見逃すと大した成果は望めません。

競技によって身体操作のポイントに違いがありますので絶対ではありませんが、一例としてスプリントや野球の投球動作やバッティングを挙げたいと思います。

・鎖骨と剣状突起(or胸骨)を前方へ突き出す。
          down arrow
1)並進力がUPする

2)意識しないでも腰椎の過度な弯曲が減り、骨盤が適度に前傾する
          down arrow その結果
・スプリント
 ⇒推進力が高くなるし、体が安定する

・投球
 ⇒勝手に肩甲骨と腕が前に放り投げられて球速がUPする
  (腕や肩で投げなくなるので肩や肘を消耗しなくなる)

・バッティング
 ⇒小さなステップでバットを強振できる

鎖骨・剣状突起 鎖骨と剣状突起(黄色の部分)

 

-バッティングの動きの作り方-

①鎖骨を浮かせてダイヤモンドをキープし、

②鎖骨(ダイヤモンド)を後方(キャッチャー方向)へ引く、

③剣状突起を前に突出し、

④ヘソを前(ピッチャー方向)に向けて、

⑤踏み込む

文章だけでは意味が分かりずらいですよね

 

ダイヤモンド鎖骨と肩甲骨でダイヤモンドラインを作る

 

肩甲骨や鎖骨の位置が悪いとダイヤモンド型になりにくくなります。

また、肩甲骨と肋骨が一体化してしまっていると鎖骨と剣状突起を前方に出すことが出来ず、代償動作が起こってしまうので、上記の動きをするのは難しくなります!

今回は細かいパーツでの説明になりましたが、これらを実現させるさめには、体が一つの物体としてバランスが取れているかが重要になります。

一つの物体として合理的に動作するためには、重心の位置を改善することが必要です。

 

 

 

 

投稿者: 体玄塾 布瀬川 謙介

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