ニーイントーアウト、内股などの現象に惑わされるな
バレエとテニスの出来ない身体操作と歩き方の関係をウォーキングウォッチのコーナーで5回に亘って書いてきましたが、それらの記事をもう一度読んでからこの記事を読まれると分かりやすいと思います。
ニーイントーアウトの改善方法で「膝を前にまっすぐ出す」などと言っている人がいますが、出すことができません!!
また、カカトの骨(踵骨と距骨の距骨下関節)の土ふまず側への崩れるカカトの外がえしによるものと言う人もいますが、どうしてそうなるの?と言いたいですよね!
まだありますよ、中殿筋が弱いから(トレンデレンブルグまたはトレンデレンバーグ徴候)という専門家もいますが、なぜ中殿筋が弱くなったのでしょうか?それは廃用性萎縮と言い、使わないと筋肉が萎(しぼ)んで弱くなるのです。
これは使わないではなく使えないのです。
使えない筋肉があればその代償で使い過ぎて肥大する筋肉もあります。それは外側の腿やふくらはぎです。
こんなに難しいのですから変な歩き方は、「膝を前にまっすぐ出す」などの歩き方を習っても良くならないということは分かりましたよね。勝手に太くなる腿やふくらはぎもあるのですから脚のダイエットは不可能に近いとも言えます。
ニーイントーアウト(X脚)歩き 内股歩き |
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さぁどうすればニーイントーアウトと内股歩き(ヒップハイキング)は改善するのでしょう? |