「体幹の考え方」がズレているからバレエでもヨガでも出っ尻反り腰が引き上げの邪魔をする
バレエの記事で、「こうあるべき」という考え方、つまり姿勢観念が間違っているから出っ尻反り腰は改善できませんと書きましたが、ヨガでも同じでした。
アシュタンガヨガで、出来ないことを出来るようにするため、身体の動かし方を習いに来ている方から、ヒップに関するおもしろい話を聞きました。
日本では売れないブギーショーツ
ルルレモンというブランド名を知っていますか。ヨガ愛好者お気に入りのブランドです。もちろんアシュタンガヨガのお客さんもこのルルレモンのファンです。
さて、どんなお話かと言いますと、米国で人気のこのブギーショーツが日本ではなかなか売っていないそうです。
なぜ?売れないから?どうして?似合わないから?
どこが?答えはお尻がはみ出すから人気が無い、だそうです。
どうしてお尻がはみ出すのか?それは日本人のほとんどのお尻の頂点が下がっているからだそうです。
尻トレしても下がります。
しかしそんな日本人でも、お尻の頂点を一つ目の絵Bのように挙げることができます。
「こうあるべき」を正せばいいだけのことです。
二つ目の絵Aは肋骨を締めたり、お腹を引っ込めたり締めたりして、腰を反らないようにする体幹の考え方(こうあるべき)を表しています。腰の反りはなくなってきますが、絵B「引き上げ」にはなりません。アシュタンガヨガでは引き上げを「ウディーヤーナバンダ」というそうです。
体幹の考え方を改めるとすれば、絵Bのように骨盤と肋骨の籠(リブケージ)を引き離すようにリブケージを挙げ、腰椎を反り挙げて体幹を引き伸ばすという考え方です。
「肩が上がらないように」や「アンデオール」にも効きますが、この[骨盤と肋骨の籠(リブケージ)を引き離す]は意識しただけでは不可能です。全身のドリル(訓練)が必要です。
全身の感覚を正しい方向へ変える為、できるところから訓練し、全身が協調できるように訓練(ドリル)してできるようになります。
良いプロポーションはこうしたドリルのおまけです。
この引き上げは、ストレッチや筋トレでは手に入りません。詳しくは体玄塾の無料体験にて。
ルルレモンの商品はホノルルのアラモアネショッピングセンターまで買いに行く人も大勢います。そこは知人のヨガインストラクターからおしえてもらいました。現物が沢山あり、試着ができます。
合うかどうかはわかりませんが、素敵な商品ばかりです。
※現在は東京銀座シックスや新宿にもルルレモンはあります。