社交ダンスでの「重み」についての記事を前々回書きましたが、今回は腕の重さを感じとることについてです。
腕をおもりとして振り回せたら、鋭いスイングができます。ですから最近はテニスでも「腕の重さを感じる」というようなことを言っているようです。
当塾にテニス動作改善で通う中学生が、「腕の重さを感じるように」とコーチから言われて来ましたので、感じるようにパーソナルトレーニングしました。30分で完璧にできあがりました。
コーチはこのような「腕の重さを感じる」などの感覚を最近はアドバイスしているようですが、アドバイスで終わり、どうすればそんな感覚になれるかのコーチングはできないようです。
理想を伝えただけでは何もかわりません。
感覚を具体的にドリルとして組み立てなければ改善はできません。
もちろん、インナーマッスルとか体幹とか筋力とかの鍛える問題ではありません。
動作改善は、どの感覚と、どの感覚をブレンドしたら望んでいる新しい感覚ができるかを知り、感覚をたどって行き着くことです。


腕の重さを感じるには、腕の筋肉を意識しないことです。
たとえば、腕が骨でできた三節こんをイメージして脱力させた腕を誰かに持ち上げてもらい、持ち上げた人が重いと感じられたら成功です。体重60キロの人で4キロ近くあります。
ただし、その前に肩周りを上手くほぐす必要があります。むずかしいですよ。
腕の重さを感じることができたとしても、その三節こんを上手く振り回すことができなければ使い物になりません。
つまり、全身の動作(重心移動とか胸郭の回旋とか)を改善する必要があるという訳です。