ダンスの悩みベスト3
軸がブレる 引き上げが出来ない 肩が上がる
ここ体玄塾のパーソナルトレーニングでも、最も多い動作改善要望が、ダンスの悩みベスト3と同じく
「肩下げ」 「引き上げ」 「軸づくり」なのです。
肩下げと引き上げは何度もこのウォーキングウォッチの記事で紹介しましたので、今回は「軸」について現場の意見を紹介します。
軸とは、何でしょうか?
数学の座標軸のような直線軸や信念ではないということはお分かりでしょう。
回転中心軸のことを「軸」のイメージとして言われていると思います。
回転軸にも種類がありますが、勝手に3つ描きました。
ダンスの軸のイメージはドア軸とビールマンスピン軸です。
ハワイで有名なフリフリチキンやブタの丸焼きの串刺し軸ではありません。
ノウースショアー ハレイワのフリフリチキン
ダンスの軸はドア軸を二つ合わせた、つまり二軸です。
しかし、脚は入りません。体幹の二軸です。
これによってスムーズに撓り(しなり)ながら移動出来るのです。
つまり、歩くように踊れるのです。この動作が社交ダンスの本質なのです。
歩くようにという動作には、肩甲骨・鎖骨・胸骨・肋骨・背骨・寛骨・大腿骨・脛骨・距骨・・・・・たくさんの骨を、今まで動かしたことがない様な動きで繋げなければ、体現出来ませんから、絶対出来ませんと言い切ることができるのです。
体現できるように、動作を繋ぐパーソナルトレーニングを私達は日々やっています。
これが生業として成り立つのは「軸があなたは出来ていない」と言われても、見本を見せてもらっても、何回も何回も言われ続けても出来ない人がいるからです。
上記の軸を解剖学的に現しますと、こうなります。
これを肩と肋骨の分離と言う社交ダンスの大先生もいます。
その大先生は、歩くようにという指導の言葉もよく使うそうです。