ふくらはぎに直接アプローチしても無駄無駄、
原因の本質を知りましょう
前回の「大腰筋の働き」のつづきで、今回は「スムーズに前へ進むには」をこれから説明しますが、この「スムーズに前へ進む」が出来るようになれば良好なふくらはぎになれます。
ふくらはぎを太くしているのが、ふくらはぎの自己主張です。参考ここクリック
股関節と膝関節を最適に使って重心移動(スムーズに前へ進む最適な方法)が出来ますと、ふくらはぎの自己主張はおさまります。この自己主張についての説明は長くなりますので、次の機会にします。
ふくらはぎが太い人がジョギングなどしますと、自己主張により益々発達することは間違いありません。
さて、最適な重心移動(スムーズに前へ進む)とはどんな動作なのでしょう。
次の絵で説明します。
歩いたり走ったりしているとき、また武道や舞踊、ボクシングなどの構えのときの支えている脚がAのような恰好をしているのが理想です。
そのときのお尻や裏もも、膝の上の前ももの筋群は、関節が曲がり伸ばされている状態になります。
その伸ばされた筋群が自動的に縮むことにより、前へスムーズに進むのです。
そのときの感覚は地面を蹴るのではなく膝から上の体を前へ進める感覚です。速く進めるか、ゆっくり進めるかの感覚により筋収縮の速度は変わり、スピードコントロールをすると思ってください。
ボクシングのパンチなどもこれで加減します。
問題なのは脛(すね)です。この脛が後ろに押し戻されないようなシステムと言いましょうか、そういう能力を身につけなければ完成しないということです。
これは文章で説明しても、動画で説明しても出来ないと思いますので、ここまでとします。
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