姿勢センサーと修正の能力向上が姿勢改善(姿勢矯正)の決め手
前回の記事では、「骨の位置などを察知するセンサーによって動く身体づくりが姿勢改善です。」と紹介しましたが、今回はどうすればセンサーによって身体が動くのかを簡単に説明します。
上記の絵は背骨に見立てた積木をイメージして描きました。積木と積木の間にはゴムみたいな物が挟まってくっ付いていると思ってください。
左側の絵ですが、一番下の積木を右へ傾けるとその上は右へずり落ちそうになります。一番上の大きなブロックは床と平行になるように無理やりしました。人の身体では、耳の奥の内耳に平衡感覚を司る三半規管が作動して、体が傾くと頭を水平に保とうとして上の左絵のようになります。一時的に傾いた場合はこれでいいのですが、いつも傾いていると、右へずり落ちていることも傾いていることもセンサーがボケてわからなくなり、歪んだままになってしまうのです。
これを改善させるには、
カイロプラクティックや特殊なストレッチなどで、一度正しく積み上げます。(矯正)
それから、右側の絵のようにブロックを落とさないような感覚で注意しながら傾ける訓練をします。三半規管へは「今はわざと傾けているのだよ」と傾きを納得させて行います。
ところでどうすれば傾けたときに、ブロックを落とさないような感覚になれるのか、それはバレエの引き上げができればその感覚になれます。これまでも何度かバレエの引き上げについての記事も書きましたが、残念ながらこれはバレエスクールでもなかなか教えきれないほどむつかしいのです。
積み上げるにもトレーナーの精密な目と手の感覚が不可欠です。その技術は体験するのが早道です。
体玄塾のDVD CMMエクササイズ「美しい姿勢と歩き方」でも紹介しています。
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