引き上げられた体幹はよく引き締まっています。
今回のメンバーは今までよりなぜか引き締まっていました。
観客も多くなったから、ショーをレベルアップしたのでしょうか。
レベルが上がったから観客も多くなったのでしょうか。
バレエ、アンデオールと引き上げ
アンデオールができていない。引き上げができていない。肩が前すぎる。ピケターンで腕が下がる。すべて引き上げ方が間違っています。
「引き上げ」はバレエのみならず、スポーツなどの動作の基本中の基本です。
「引き上げ」というハードルを越えない限りは、どんぐりの背比べで終わります。
この「引き上げ」でよくある間違いが、赤い矢印の方向へ骨を動かそうとすることです。
青い矢印の方向へ骨を動かし、骨格を正しく積み上げるのが引き上げです。
胴回り、体幹、コアに目が行きそうですが、重要なのは股関節のコントロールです。
大腿骨を外旋(外回し)する動作を使って、骨盤を大腿骨上で前方へ動かすのです。(能力が必要です。)これで股関節が引き伸ばされる感覚になり、首を長くするようにすると「ツー」と体が引きあがっていきます。
つまり、正しいアンデオールが不可欠なのです。しかし、この指導も以前記事に書いたように、バレエスクールの領域外なのです。
その記事→http://www.taigenjuku.com/blog/2013/04/post_149.html
アンデオールについてはこれ↓
http://www.taigenjuku.com/blog/2012/08/post_119.html
胸郭の動かし方についてはこれ↓
http://www.taigenjuku.com/blog/2011/12/post_97.html