引退の決意
今年は私にとって大事な二人が引退しました。
ひとりは、今朝のニュースで報道された松井秀喜選手。もうひとりは、41歳まで現役ボクサーを貫いた嶋田雄大選手です。嶋田選手は私のボクシング理論を受け入れ、37歳定年のボクシングにおいて、41歳まで進化し続けた人です。
右こぶしの骨折には何度も悩まされ,最後の試合でも骨折しました。試合の度に減量もあり、壊しあいをする過酷なボクシングにもかかわらず、その他の持病のような怪我もなく、41歳まで続けられたことはすばらしいことです。お疲れ様でした。
松井秀喜選手が巨人にいた頃は、テレビでよく野球観戦をしていました。
東京ドームへも行っていましたが、彼がメジャーリーグへ行ってしまって以来、まったく見なくなりました。ボクシングの試合がある後楽園ホールへはよく行くのですが、隣の東京ドームは横を通り過ぎるばかりです。
松井秀喜選手は、1998年に左膝を痛め、手術をするか、膝回りの筋肉を鍛えるかの選択をせまられ、膝回りの筋肉を鍛える方を選びました。すぐ復帰はしましたが、古傷として最後まで悩ませました。2005年には右足首、2006年には右膝とアクシデントによる左手首骨折、そして古傷の左膝が悪化してしまいました。
膝が痛いときは、膝のどこが悪いのか、膝回りのどの筋肉が弱いのかを見てしまいがちですが、そうではないのです。
原因と結果がありまして、直接的な原因(因)と、間接的原因(縁)つまり因縁があるのです。
膝のどこかが壊れて痛いというのは結果でして、そこを手術してもすべてが解決しませんので、また壊れてしまうのです。全体の動作の中で、どの動きが膝に悪いのか因縁とでもいいましょうか、そこを見極め、関連するすべてを解決しなければ改善しないのです。
仏教用語の”因縁”を使ってみましたが、体玄塾では ”本質” と呼んでいます。
「心が変われば行動が変わる・・・」から始まるウイリアム・ジェームスの名言を、松井秀樹選手のおかげで15年前に知りました。
星稜高校の野球部部室に貼ってあったそうです。
引退と心に決め、行動を起こした日が今日でした。
またよい人生が訪れるでしょう。
これは私の2012年の手帳ですが、毎年15年間新しい手帳に書き続けてきました。
来年の手帳にも書きます。
ARTICLE
SEARCH
ARCHIVE
- 2023年07月 (1)
- 2023年06月 (3)
- 2023年05月 (1)
- 2023年04月 (3)
- 2023年03月 (1)
- 2023年02月 (1)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (1)
- 2016年04月 (1)
- 2016年01月 (1)
- 2015年12月 (3)
- 2015年11月 (1)
- 2015年09月 (1)
- 2015年06月 (1)
- 2015年05月 (1)
- 2015年04月 (1)
- 2015年03月 (2)
- 2015年02月 (1)
- 2015年01月 (2)
- 2014年12月 (2)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (1)
- 2014年09月 (3)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (3)
- 2014年06月 (3)
- 2014年05月 (2)
- 2014年04月 (5)
- 2014年03月 (2)
- 2014年02月 (2)
- 2014年01月 (3)
- 2013年12月 (3)
- 2013年11月 (2)
- 2013年10月 (2)
- 2013年09月 (1)
- 2013年08月 (3)
- 2013年07月 (5)
- 2013年06月 (4)
- 2013年05月 (2)
- 2013年04月 (2)
- 2013年03月 (4)
- 2013年02月 (3)
- 2013年01月 (4)
- 2012年12月 (5)
- 2012年11月 (4)
- 2012年10月 (4)
- 2012年09月 (3)
- 2012年08月 (3)
- 2012年07月 (4)
- 2012年06月 (4)
- 2012年05月 (5)
- 2012年04月 (3)
- 2012年03月 (4)
- 2012年02月 (2)
- 2012年01月 (4)
- 2011年12月 (4)
- 2011年11月 (4)
- 2011年10月 (3)
- 2011年09月 (3)
- 2011年08月 (3)
- 2011年07月 (4)
- 2011年06月 (3)
- 2011年05月 (4)
- 2011年04月 (2)
- 2011年03月 (4)
- 2011年02月 (4)
- 2011年01月 (3)
- 2010年12月 (5)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (6)
- 2010年09月 (7)
- 2010年08月 (7)
- 2010年07月 (6)
- 2010年06月 (10)
- 2010年05月 (16)
- 2010年04月 (5)
- 2009年01月 (1)