塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2012.12.28更新

引退の決意
今年は私にとって大事な二人が引退しました。
ひとりは、今朝のニュースで報道された松井秀喜選手。もうひとりは、41歳まで現役ボクサーを貫いた嶋田雄大選手です。嶋田選手は私のボクシング理論を受け入れ、37歳定年のボクシングにおいて、41歳まで進化し続けた人です。
右こぶしの骨折には何度も悩まされ,最後の試合でも骨折しました。試合の度に減量もあり、壊しあいをする過酷なボクシングにもかかわらず、その他の持病のような怪我もなく、41歳まで続けられたことはすばらしいことです。お疲れ様でした。
松井秀喜選手が巨人にいた頃は、テレビでよく野球観戦をしていました。
東京ドームへも行っていましたが、彼がメジャーリーグへ行ってしまって以来、まったく見なくなりました。ボクシングの試合がある後楽園ホールへはよく行くのですが、隣の東京ドームは横を通り過ぎるばかりです。
松井秀喜選手は、1998年に左膝を痛め、手術をするか、膝回りの筋肉を鍛えるかの選択をせまられ、膝回りの筋肉を鍛える方を選びました。すぐ復帰はしましたが、古傷として最後まで悩ませました。2005年には右足首、2006年には右膝とアクシデントによる左手首骨折、そして古傷の左膝が悪化してしまいました。

膝が痛いときは、膝のどこが悪いのか、膝回りのどの筋肉が弱いのかを見てしまいがちですが、そうではないのです。
原因と結果がありまして、直接的な原因(因)と、間接的原因(縁)つまり因縁があるのです。
膝のどこかが壊れて痛いというのは結果でして、そこを手術してもすべてが解決しませんので、また壊れてしまうのです。全体の動作の中で、どの動きが膝に悪いのか因縁とでもいいましょうか、そこを見極め、関連するすべてを解決しなければ改善しないのです。

仏教用語の”因縁”を使ってみましたが、体玄塾では ”本質” と呼んでいます。


「心が変われば行動が変わる・・・」から始まるウイリアム・ジェームスの名言を、松井秀樹選手のおかげで15年前に知りました。
星稜高校の野球部部室に貼ってあったそうです。
引退と心に決め、行動を起こした日が今日でした。
またよい人生が訪れるでしょう。

これは私の2012年の手帳ですが、毎年15年間新しい手帳に書き続けてきました。
来年の手帳にも書きます。


投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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