体玄塾発明の哲学ニーズとひらめき
”必要は発明の母”と、よく言われます。
”偶然は発明の父”とも言われたりします。「あぁぁ~これだ~」と偶然に起きた事でひらめくことです。
しかし、子供は母と父がいなければ生まれません。
”発明”という子も、 ”必要”という母と、”偶然”という父がいなければ生まれません。
ですからニーズがあって、ひらめくような偶然の出来事(セレンディプティ)があれば新しい発想が生まれると私は思います。
日経新聞に興味深い記事がありましたので紹介します。
顕在化していないニーズ
私の履歴書、オムロン名誉会長立石義男さんの記事です。
義男さんのお父さんはオムロンの創始者で、顕在化していない社会のニーズを創造してビジネスにしろ、として自動改札機やATMを世に送り出した人です。
自動改札機を開発するにあたり、定期券と切符を同時に通せる機械の開発に迫られた。(強いニーズ)
開発チームの奮闘は続いた。ある日、機械担当者が久々の休日に渓流釣りに出かけ、流れてきた笹の葉が岩にぶつかり、くるっと向きを変えたのをみてひらめいた。(偶然)
これで、駅の改札が大きく変わっていったのです。
「幸運の神様は、常に用意された人にのみ訪れる」。(新聞記事、右)
発明はある日突然起きるものではありません。日常生活の中で、何千何万という人たちが同じように見聞きしているもののなかにあるのです。見いだせるかどうかは、常日頃のこころの持ちようです。
強烈な関心、こだわり、願望、あきらめない心の持ちようです。
体玄塾はこのような哲学でうまれた改善法をもって、顕在化していない社会のニーズを創造しています。
子の成長を見守ってください。
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