肩甲骨側へ肋骨を動かせなければ上達しないスポーツ・ダンス
図の赤い矢印は外腹斜筋(体幹を回旋・側屈・前屈させる腹筋)の収縮方向を表しています。
専門書によると外腹斜筋は斜め下の方向へ縮むことになっています。
ですから外腹斜筋のトレーニングでは赤の矢印⇘方向へ筋収縮させるのが常識となっています。
しかし、斜め下の方向だけを信じてトレーニングを続けますと
いいですか
姿勢や動作が悪くなっていきますよ!!
お腹の締め方や引き上げ方骨盤の立て方などができないバレエや社交ダンスを習っている方が体玄塾へ多数訪れますが、この縮ませる方向を間違っているのです。ですから何年やろうが出来ないのです。
外腹斜筋は緑の矢印⇖の方向、つまり斜め上へ収縮させる頭の切り替えと技術が必要なのです。
以前の記事で前鋸筋(ぜんきょきん)について説明したことと同じです。外腹斜筋は前鋸筋と共同で動きますので単独の筋肉では作用しません。http://www.taigenjuku.com/blog/2011/12/post_97.html
リブケイジ(肋骨の籠)ツイストで肩は下がる引き上げもできる
前鋸筋が肋骨を牽引⇖肩甲骨は⇘下がる
社交ダンスでも最も必要な動作で、”肋骨と肩の分離” ”リブケイジ ゴーズ ファースト(胸郭先行)”などと言われている動作などでも、斜め上の収縮ができなければ出来ません。
この斜め上の筋収縮でリブケイジをツイストすることを体玄塾ではリブケイジツイストと呼びます。
フィギュアスケート、テニス、野球、ゴルフ、ボクシング、格闘技、陸上競技などほとんどのスポーツで、このリブケイジツイストが出来なくて壁を乗り越えられないのではないかと思います。
リブケイジツイストは料理の味や匂いと同じ感覚ですから言葉や動画などでは伝えきれません。
とにかく無料体験に来てみてください。