塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2011.12.01更新

膝には曲げ方があるのです

右の一番目の絵は腿(モモ)の骨を動かさないで脛(スネ)を動かして膝を曲げる方法です。
前々回のウォーキングウォッチ記事で紹介した曲げ方でもあります。
歩きや走りで、一番目の絵のような脛を動かす曲げ方は、接地寸前と後方へ押し出した後に使われます。
あの記事はふくらはぎを使わないでハムストリングス(腿裏の筋群)で曲げましょうということでしたよね。

二番目の絵は脛(スネ)の骨を動かさないで腿(モモ)の骨を動かして膝を曲げる方法です。
これもなかなか出来ないのです。
歩きや走りの足が接地するときは、この膝の曲げ方で接地するのが理想です。詳しくはこちら

柔道や相撲で投げらたり吊り上げられたりしないように
防御する際の腰を低くするための膝の曲げ方の一部でもあります。

膝はつま先より出ても構わない

三番目の絵は上の二つの曲げ方を合わせた曲げ方です。
この曲げ方が日常生活やスポーツ、ダンス系でよく使われます。

階段を降りるときやしゃがむときです。
スクワットでよく言われる「膝をつま先より出さないで」は日常では通用しません。つま先より膝は出ることの方が断然多いのです。
×印の絵のように膝をバキッと折るように曲げると大腿骨が前方矢印の方
向に滑り落ちるようになり、骨盤が引きずられ後方に倒れ骨盤が後傾してします。こうなりますと膝痛や腰痛の危険性が出てきますので、安全策を取って膝をつま先より出さないという校則のようなばかげたことを言うようになったのです。
コロンと転がすような関節の曲げ方が膝には必要なのです。
股関節にも。

体玄塾では膝の曲げ方ひとつとってもこだわってドリルしています。
体玄塾の達トレをしますと誰でもこのコロンができるようになります。
つまり良い歩き、良い走りが出来るようになるのです。
ちなみに”バキィ”とか”コロン”という音はしませんので。
あくまでもそんな感覚です。
ただしこの感覚は関連するたくさんの関節のコントロールが出来て可能な”コロン”なのです。
この事はこの先このウォーキングウォッチ記事で紹介していきます。





 

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投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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