脚の形で走り方が分かる
左の写真は 日経新聞9月24日の新聞記事です。この記事ではトップ選手18人の体力測定や筋断面積測定などをして、筋断面積と走りの経済性との関連性を調べた結果、ふくらはぎが太い人ほど経済性が悪いと結論付けしていました。
また、「悪い走り方をしていたから太くなったのでは」と書いてありました。
その通りです。
体玄塾では脚の形を見れば走り方は連想出来ますし、どうすればいいかもすぐ分かります。
ただし、根が深い癖ですので改善点が多数あり、結構大変です。
腓腹筋ことふくらはぎが太くなるメカニズムも書いてありましたが、ここは少し違うんですね~。
「腓腹筋は膝を曲げると働きが弱まる。」と書いてありましたが、ふくらはぎが太い人は膝を曲げるためにも腓腹筋をよく使うのですよー。
知っていましたか?
上の写真のように膝は曲がっていても、ふくらはぎが太い人はふくらはぎを使い膝を曲げ足首で地面を引っかくようにして走っているのです。
ですから小さいふくらはぎの人と比べてかかとが上がっているのです。下の絵も参考にしてください。
レッグカールマシーンには気を付けよう
フィットネスクラブなどのトレーニングマシーンで腿裏の筋肉を鍛えるマシーンがレッグカールマシーンです。スポーツパフォーマンスを良くしたい人や美脚になりたい人が、うつ伏せになって腿裏の筋肉群ハムストリングスをよく鍛えていますが、願いはかないません。
それどころか逆効果になります。
なぜなら、
左の絵をみてください。ふくらはぎを使って膝を曲げているのです。またこの絵にはないですがハムストリングスの膝側をよく使っても膝を曲げてしまうのです。
正しくは、青の矢印の方向に股関節を伸ばすように股関節寄りのハムストリングスを使うのです。
それが出来ないのです。
なぜなら、
スポーツパフォーマンスが悪い人や脚の形が悪い人は正しく膝を曲げれない癖があるからです。
だから出来ないのです。
やらない方がまだましです。
体玄塾の達トレではそうした癖直しを主にしています。
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http://www.taigenjuku.com/blog/2011/11/post_91.html