塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2011.10.27更新

美脚筋と名づけた前脛骨筋

 ポッコリお腹の記事でも書きましたが、カクンと突っ張った過伸展した膝の姿勢や歩き方が体型を崩します。

このカックン膝というか突っ張り膝が猫背、反り腰、ポッコリお腹などの背骨や骨盤のトラブルばかりか、X脚、O脚、反張膝、外反母趾、そしてチキンレッグの大きな原因なのです。
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image2  カックンとなった膝(過伸展した膝関節)を注目しがちですが、体玄塾では”すねの骨を後ろへ倒している”と表現しています。
この脛骨後傾の姿勢や動作が非常に多いのです。
専門家も膝ばかり着目して、ここには気づかないのです。

すねが後ろへ倒れている現象の裏には左画像の赤矢印で示した足の骨格の崩れが隠れているのです。
 これが真の美脚筋
正式名称は前脛骨筋(ぜんけいこつきん)と言います。右画像の赤色で示したところが前脛骨筋です。
スネの骨を前に引き倒す倒れるではありませんよ)ことと、土踏まずを引き上げ足裏のアーチづくりを手伝う筋肉です。
この動作には足の関節に係る筋群の協力が不可欠です。
ところがこの協力関係が悪く、脚全体のチームワークがとれないのです。
そうしてお尻から足指先までの形が崩れてしまうのです。
image3
image4

 左画像の足、赤丸枠のところを注意して見て下さい。足首の一本のすじとリラックスした足指の形になればGOODです。
しかし、ここに至るまでは幾つかの繊細なドリルを必要とします。
それこそリハビリそのものです。
末端運動で脳が活性化しますよ。

このアーチが出来るようになってはじめて、骨盤前傾とか重心移動とか二軸とかの改善作業に入れるから足アーチにこだわっているのです。

美脚とかヒップアップとか美腹とかは、良い身のこなしが出来てそれを継続した ”おまけ” や ”ほうび” なのです。筋トレではできませんよ。

当塾ではタオルギャザーも足グーチョキパーもややこしくなるのでやらないで下さいと伝えています。


 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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