当たり前とまったく逆だった
この記事をネットでみつけました。
<一流選手の走りを分析したところ、予想だにしない結果が判明しました。解析の結果、腿上げやかかとを殿部に引きつけることを重視しないということが判明したのです。足首にて蹴りだす動きが小さいのです。
ふくらはぎを使って蹴りだすのではなく、サーフェイス(地面)に足を置くように接地し、あとは身体を送り出すという走法です。
ランニングドリルには腿上げや踵を殿部に引きつけるような動きがあるのですが、日本でいわれていた当たり前の概念と全く逆だったのです。>
感覚をわかってもらう発想
<足を置くように接地し、あとは身体を送り出す>どういうことかわかりますか?
説明するのはとてもむずかしいですが、私なりにやさしく説明します。
要するに、川底に棒を立て棒で船を進めるように、足を地面に着けたら脚で上体を前へ押し進めるということです。
しかし、この動作が大変むずかしく(ムズイ感覚)できないから、結局「解らない」ということになる訳です。
足首で蹴りだす(ひっかく)のではなく、足を地面に固定して脛(すね)を倒し(倒れるのではなく、脛の筋肉で倒す。この感覚が非常にむずかしい)それから脛を固定して膝から上の腿(もも)を川底に立てた棒のように使って、骨盤から上を船を進めるように動かす。
ひっかく動作や、かかとをお尻に引き付けようとする動作には、地面を後ろへ動かそうとする気持ち(感覚)があるのです。
地面は動きません。自分が動くのです。太陽のまわりを地球がまわるように、自分が動くのです。
身体のまわりを脚がまわるのではなく、脚のまわりを身体が動くようにすること。身体が動き、送り出されるのです。
この感覚、わっかるかなーわかんねーだろうな。
でも体玄塾にはこの感覚がわかるようになるためのドリルが用意されています。