姿勢を良くする方法③では、立ち姿勢を良くする方法をおしえます。
姿勢を良くする方法②で脊柱をグラグラさせないためには股関節の動きがポイント、そして座位では屈曲がポイントでしたが、立位では股関節の伸展がポイントとなります。
伸展とは関節を展開させて伸ばすことです。写真右の背伸びのようにします。
一般的にも股関節伸展ストレッチは幾つかありますが、そのどれもが腰椎から折れるような(腰を反るようなポーズ)股関節には効かないストレッチになっています。股関節が伸びている気になっているだけです(効かないことに気づかれないのです)。
下の写真左が体玄塾オリジナル、CMMエッセンスストレッチと言いまして、歩きや走りのためのエッセンスが詰まった感覚のズレを考慮したストレッチです。
(下側の右股関節が伸展、上側の左股関節は屈曲、脊柱はねじりながらS字カーブをキープさせています。)
背伸びするときの腕が真っすぐ上がらないのは、股関節の伸展を屈筋群がじゃまして(伸びてくれなくて)骨盤の正しい前傾(3時5分へ骨盤を前へかたむける)ができないから、S字カーブができない。
見た目が真っすぐな体にならないから上らないという訳です。
それから腕をもう少し後ろへうごかしたいが、肩、肋骨周辺が固くて腕が後ろへ行かない場合は
このようなパーソナルストレッチをしますと、背骨や肋骨の動かし方がわかってきて、意識が腕ではなく、背骨、肋骨、肩甲骨、首に変わってゆきます。
体玄塾では、意識を変えたり、意識出来るようにしたりして、できないことをできるようにしています。
フィットネスクラブでパーソナルストレッチを受けている方を良くみかけますが、あれでは意識のコントロールはできません。この写真ようなパーソナルストレッチのまねをしてもできませんので、体玄塾へ修行にきてください。
これでもまだまだたりませんので今後も姿勢についてたくさん書きます。
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