この瞬間、日本中の歓声をため息に変えたスナイデルの強烈なミドルシュート(左の写真)。それに引き換え終了間際の絶好得の点機をフイにした岡崎のゴールポストを越えたシュート(右の写真)。
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サンデーモーニング司会の関口宏さんが、「日本人のシュートはいつもゴールポストの上を飛んでゆく」
と、正直なコメントをしていました。
どうしてゴールポストの中へキックできないのか?それはキックする脚だけをどうこうするのではなく、地面に着いている方の軸脚が重要なのです。スナイデルの左軸脚を注目して下さい。左脚の上に骨盤がしっかり乗っています。ですから右脚のコントロールがしやすく、狙って蹴れるのです。日本人の場合、この場面で骨盤が左へ流れ、更に落ちながらキックをする選手が多いはずです。
スナイデルは地面を左脚で押していますが、日本人はきっと右脚を上げるような動作をしているはずです。ですから、上を飛んでゆくのです。
この違いがため息か歓声の差なのです。
しっかりした軸脚にするには、骨盤から膝関節の下までつながる長い筋肉ハムストリングス(腿の裏側の筋肉)が重要なのですが、鍛えるだけでは逆効果なのです。日本代表チームも立派なトレーナーがついて鍛えているはずですよ。なぜ変わらないのか?筋肉の複雑な関係がわかっていないのです。全身が係っていますから・・・。サッカーを観戦すると、いつもゴールポストの上を飛んでゆくボールしか蹴れない日本チームをみて腹が立つのです。
関口宏さんの言う通りです。
その余韻もありまして、今日の朝一のお客さん、将来有望な小学4年の空手選手の、蹴りと突き指導に気合が入りました。
お蔭様で良い軸脚ができました。
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