塾長志水の
ウォーキングウォッチ

2010.05.27更新

連日新聞のトップ記事に外国企業と日本企業の提携とか合弁という文字が出てきていますが、確実にグローバル化の波が押し寄せて来ています。
これは日本人が海外生活をする機会が多くなってくる、また海外の人が日本へたくさん訪れるようになるということです。
私は30年前、サンフランシスコに1年間住んでいたことがありますが、常に日本人の代表のようにしていないといけないような気がしていました。いろいろと日本のことを聞かれましたし、特に少林寺拳法を指導していましたので、関心をもたれていました。それで、日本人らしさとはどういうところだろうと思っていました。
着物、武道、和食、いろいろと質問されたのですが、立ち振る舞い、所作をみせると、皆んな一目をおくようになりました。
凛とした姿勢でそつなく振舞うその姿に、日本の伝統とその伝統に裏打ちされた匠の技、そこから生まれたテクノロジー、そうゆうことを連想したのかどうか?
その当時アメリカ人は日本を「トヨタ・てんぷら・テクノロジー」で知っていました。
姿勢というのは、トレーニングでよくなるものではないのです。姿勢を習ったうえで、良い姿勢で振舞おうとする心が伴わなければできないのです。つまり修行が必要ということです。
ヨーロッパにも騎士道の精神があります。特にフランスでは剣道、柔道、空手などが盛んで、ルールまでリードしてしまうほどです。姿勢では負けないように日本人の所作を身に着けましょう。
 

投稿者: 体玄塾 塾長 志水


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